ちょっと5月らしい日もありましたが、結構暑いですね。
熱もこもりがちなようです。 ぼちぼち冷房を使い始めています。
さて、「Titan」ですが、1,200ページを超えて、 ちょっと物語としてはだれてきました。
独占的な企業となったスタンダード石油と反トラストで規制を図る 米国政府の暗闘という
じみーな題材なのでしょうがないのかもしれ ません。それにもまして、 石油という全く
新しい産業の勃興と共に歩む前半の方が読み物とし てはエキサイティングですね。
前置きはさておき、 これまでメモってきた面白い箇所を振り返ってみると、 時間が経った
せいか、最初に感じたほど面白くないところが多い。 ブツブツ......
まあ、行ってみましょう!
ロックフェラーは、 対照的な父母の下で育ち、敬虔なバプテスト(Baptist) となります。
そもそもバプテストとはなんぞやとなるとあまり分かっていないの で、ウィキペディアで
調べますと、
「浸礼教会......バプテスマ(浸礼での洗礼) を行う者の意味に由来しており、
自由を大事にする..........17世 紀頃にイギリスで始まり、 現在ではアメリカ
合衆国に最も多く分布している。 アメリカ合衆国の宗教人口はプロテスタントが最も
多いが、その中で最も多いのがバプテストである....」 ということだそうです。
(大昔、アメリカに留学した時、 学年初めの登録で個人情報を記入する欄に宗教の項が
あり、 ずらりとキリスト教の宗派の名前が書かれていたことを思い出しま した。)
ロックフェラーは、敬虔なパブテストであり、 それが勤勉やその他のビジネスの原動力と
なったようです。 同時に、ライバルを蹴落とすことについても、「 自分は神から選ばれた
人間であり、 この新しい産業を繁栄に導く能力を備えている」という、 いわば選民意識を
生み出す思想的な基盤ともなったようです。
もうひとつ、ロックフェラーは、禁酒主義者でした。
「Tempe rance movement」 という運動も奥さんと一緒に熱心主導したようです。
禁酒か。私はそれほど飲みませんが、 軽い晩酌はほぼ欠かしません。
といったところで、今回はこれまで!