2014年7月16日水曜日

「英語にハマりませんか?」No.109

いやー、久しぶりに本業が忙しくなり、ブログが先延ばしになってしまいました。

性格的にも、あるひとつの仕事に没頭してしまうというか、器用に複数の仕事を並行して
進めるというのが苦手なものですから

ということで、
今回はWSJの幼児教育についてのユルイ(かな?)レポートでお茶を濁します。

冒頭の見出しは、

A new research on how children learn moral behavior suggests that parents 
are better off using George Washington and the Cherry Tree as an example 
of a good behavior rather than Pinocchio as an example of a bad behavior.

better off … ing」-の方がうまくいく、...した方がよい

ということで、アメリカの子供向けの話としては、意外にもワシントンと桜の木が今でも
効果があるという研究結果が出たそうです。

そもそも、教訓を含んだ話(fables and fairy talesに道徳を教える効果があるかを
検証するために実施されたらしいですが、その結果、

There’s a certain kind of moral story more effective than others.

ということが判明しました!(それほど、驚くことはないか。)

In particular, the story of George Washington chopping a cherry tree was 
effective in getting kids to reduce lying behavior compared to the stories 
like Pinocchio and Boy Who Cried Wolf.
なんとワシントンの桜の木の方が嘘をつく行動を減少させるという点で、ピノキオや
狼少年よりも効果的である。)

この調査の対象年齢は3-7才ですが、

Kids respond much better to a positive effect of honesty than they are told 
about a negative consequence of lying.

ということで、正直が大事というポジティブなメッセージの方に強く反応したそうです。

さらに、
ワシントンの話についても、正直に告白したオリジナル版と、嘘をついて後でばれる
という変形バージョンの2つを聞かせたが、反応は同じく正直バージョンがよかった
とのことです(反応をどのように計測したかはレポートされていません)。

まあ、アメリカ人らしいなという話ですね。

2つの点で。

ひとつはポジティブ思考。
そして、実用的な心理学を好む傾向です。

アメリカの本屋に行くと(今でもそうでしょうね)、自己啓発に代表される心理学を
応用した、お悩み解決や成功指向の本がずらりと並んでいました。

私も2-3冊買って読んでみました。

どうですかね。信じる者は救われる、イワシの頭も信心から、といったところかな。

アメリカ人と話していると、ポジティブ・シンキングが根付いているなと感じさせられる
ことが多いですが、一方で、ポジティブ思考に馴染まない人も2-3割はいるという
の調査結果を聞いたことがあります。私もそのようです(というか、折角買って読んだ
ポジティブ思考の本、もうひとつ心に訴えるものがなかったのはその証拠でしょう)。

まあ、それもよいでしょうと、ポジティブに締めくくることにします。

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