ありゃ、また更新を忘れていました。
本を読んでいないわけではなく、結構読んでいるのです。
英語は「The Prize」 という石油産業の歴史についての本を読み出しました。
石油産業の勃興期はまさにドラマです。さ
まざまな人の思惑、 画策、そして、運命的な出来事と、 偶然とは決めつけられ
ないような展開が次々と起こります。 少しずつ紹介していきます。
さて、ロックフェラーの「Titan」ですが、 折角メモをとってあるので、
ちょっと振り返りたいと思います。
ゴルフです。
何せお金持ちになってから始めているので、 邸宅の敷地内にゴルフ場を造って
しまいます。
そして、1904年12月、4インチの雪が降るのですが、 ロックフェラーは気にせず
友人をゴルフに誘います。 雪でできないのではと言うと、
「just come up and see」
との返事。
行ってみると、 馬とそりを使って雪かきチームが作業中! 翌朝までに除雪完了です。
どんなコンディションでもプレーしたようです。華氏20度( 零下ですね)も含めて。
ということで、
「Golf was his greatest indulgence」
―まさにはまったわけです。
自宅コースのメンテナンスに使った費用も馬鹿にならず、1905 年のロックフェラー
の個人費用記録を見ると、50万ドルちょいの 支出でゴルフ関連の占める割合は
3万ドル弱、1996年の価値で 45万ドルになったそうです。
一方で、ロックフェラー本来の慎ましさ(petty economies)も発揮しています。
「Around water holes, Rockefeller insisted that they switch to old golf balls and marveled at profligate players who used new balls in these treacherous
places. “They must be very rich!”」
「marveled」(驚嘆した)、「profligate」( 浪費の)という言葉を使っている
くらいですから、 きれいなボールを使って池越えショットを打つゴルファーに
正直に びっくりしたのでしょうね。
こうでないと金持ちになれないということですか。
それでは、今回は以上。
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