石油産業の歴史を振り返る「The Prize」もだいぶ進み、 第二次世界
大戦後の話になっています。 半分をちょい過ぎたくらいです。
この中で気になった表現を紹介しましょう。
米国政府が石油会社を買収するのですが、 この会社はいわゆる
メジャー4社ぐらいがイランの石油開発のため に設立していました。
それがいかに意外であったかの表現として次のような言い方が
出て きます。
「They had gone fishing for a cod and had caught a whale.」
(タラを獲るつもりが、クジラを捕まえた)
とか考えてしまいますが、 とりあえずこういう言い方がありだな、
ということで。
メジャー各社の驚きについて次のようにも表現しています。
「Th e astonishing proposal literally took their breath away」
こちらの方が素直ですね。
「タラだと思ったらクジラだった」 系列の表現がもうひとつあります。
石油については、 いつも不足あるいは過剰の心配が出ていたわけですが、
国内のニーズを満たすことができるとして、
「Of that I am as sure as I am that the sun shall rise and set tomorrow」
(太陽が明日上り、 沈むのと同じくらい確信がある)
日本語に訳してしまうと「なんじゃこりゃ」なのですが、 公式な
発言でこういうことを言ってもOKなところが面白いと思い ます。
まさに言った者勝ちです。
これでも大丈夫だという、最低基準みたいなものですか。
ということで、今回は以上!
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