今回は、読書中のもう1冊「Catch me if you can」から取り上げます。
この本は、詐欺師の破天荒な回想録で、「Titan」の冒頭に出てくる父親と同じく、
詐欺師とか、 ペテン師に関する単語が登場します。
こちらは正真正銘本物の(? )詐欺師です。
最初の項で自分のことを、警察やマスコミで
「one of this century’s cleverest bum-check passers, flimflam artists,
crooks, a con man of Academy Award caliber.」
と呼ばれたと紹介しています。
「bum-check passers」偽造小切手の使い手ということですね。
他の3つ は前回紹介しましたが、全て詐欺師、ペテン師という意味です。。
そして、
「I sometimes astonished myself with …. my impersonations and shenanigans」
「自分でも驚くほどのなりすましとペテン(の才能を発揮した)」 という感じかな。
自画自賛もある程度もっともで、この人は、 パイロットから始まって、医者、
いるのですね。 弁護士の場合、1年近い期間を費やしています。
その才能と熱意を良い方向へ使えばというのは簡単ですが、 人間向き不向き、
好き嫌いがありますからね。
一方で、詐欺という犯罪に対する報いも受けており、
「.....I did time in a French poky, served a stint in a Swedish slammer and
cleansed myself of all my American sins in …. federal jug」
ということで、 さまざまな国で罪をつぐなったことをさまざまな言い方で表現
して います。
日本語でも「豚箱」、「ムショ」、「臭い飯」 とか面白い言い方があり、
と詐欺用語(?)をひとしきりおさらいしたところで、 公平を期して(?)、
騙される方はどう呼ぶかといいますと、
「su cker」、「patsy」、「gull」
(「gullible 」(だまされやすい)という表現をよく見かけます) といった
言い方がクール(?!)なようです。
「Sucker’s list」という表現もあります。
「A sucker list is a list of people who have previously been successfully
solicited for something. The major areas of sucker lists are solicitation
of donations and fraud.」(Wikipediaより)
とりあえず、どっちにもなりたくないなと言っておきましょうか。