2015年6月11日木曜日

「英語にハマりませんか?」No.142

さあ、「Titan」に戻ります。

既に1,600ページ近く読了しています。
ロックフェラーの家族がどのような人生を送ったかとか、ロックフェラーの意外な
趣味とかちらほら面白いところもあります

かなり戻ることになるのですが、折角アンダーラインを引いて印象深い表現や単語を
マークしているので、紹介していきます。

敬虔なバプテストであるロックフェラーは、高校を卒業して就職活動をします。

商品取引の会社に就職。ちょうど人手が足りないから働いてくれと3か月無給で修業
することになりますが、この仕事がとても気に入ります。

どういう風に気に入ったかというと、

One is tempted to say that his real life began on that day, that he was 
born again in business……….
(彼の本当の人生はこの日(就職した日)に始まったと言ってもよいほど、仕事で
生まれ変わった。)

born again」宗教的な表現ですが、ビジネスという世界に入って、全く新しい
自分を発見したということですか。天職を得たという意訳もありかもしれません。

ロックフェラーがどれほど仕事を気に入ったかについては次のような下りもあります。

This mercantile world never struck him as arid or boring but “was delightful 
to me – all the method and system of the office.  Work enchanted him, work 
liberated him, work supplied him with a new identify.

(彼はこの商業という世界を無味乾燥とか、退屈とか感じることは全くなかった。
それどころか、オフィスでの全ての手順やシステムがとても楽しかった。
仕事は彼を魅了し、開放し、新しいアイデンティティ(存在感)を与えた)

なるほどね。

自分に合ったものに出会うと人間こういう感じになるのでしょうね

そういう意味では、自分の好きなことをやるのは大事ですよね。また、自分の
好きなこと、得意なことを仕事にできるのは幸せですよね(私もそうです!)。

それから、何かに対する才能やセンスがあるという意味で「flair」という単語も
この本では13回出てきます。

いわく、

「Rockefeller had a flair for merchandising」、
business flair」、
a retailer’s flair」とか。

なかなか便利な言葉ですね。

ということで、ロックフェラーさん(まだ高校出たばかりだからロックフェラー君
というべきか)、社会人として幸せなスタートを切ります。

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