All the President’s Menです。
Bernsteinは、これまでの取材をもとに、 ニクソン再生委員会において「massive
housecleaning」が行われたという記事を書きます。 それに関わった幹部の実名を挙げます。
housecleaning」が行われたという記事を書きます。
そして、盗聴の証拠や帳簿を含めた「Wholesale destruction of documents」が行われ、
その指揮者がFBIの尋問に回答 していることから、明らかな組織的な行為であると結論
付けます。
その指揮者がFBIの尋問に回答
付けます。
また、CRPの顧問弁護士や幹部は、一部の職員に対して、FBI による尋問への答えを指導
していた。単純な「don’t talk」ではなく、「keep the ship together」(今こそ団結しよう
という感じ) といった間接的に組織防衛を示唆する訓示を盛んに使っていたこと もスタッフの
証言から明らかに。「Damaging information」 を握っていた職員はその後昇進している。
していた。単純な「don’t talk」ではなく、「keep the ship together」(今こそ団結しよう
という感じ)
証言から明らかに。「Damaging information」
ここで、Rosenfeldというメトロ担当エディターが登場し ます。
「extremely good at locating holes in stories written by reporters.」
(原稿チェックの鬼ですね)。
以前の部署は外信部だった。ウォーターゲート事件について「ha rd-sell artist」(強引では
あるが、説得するのがうまい) の役割を担って、Bradleeその他の編集主幹に事件の重大さ と
自分たちの価値を売り込んだ。
from the second citizenship at the Post.」(脚光を浴びるチャンスを見たわけです )。
「Rosenfeld runs his staff like a football coach. He prods his players, letting them
know that he has promised the front office results, yelling, pleading, cajoling …..」
(アメリカ人はフットボールにたとえるのが好きですね)
「prod」-はっぱをかけるということですね。
ナチ以前のドイツで生まれ、10歳で米国に来たので全くなまりの 無い(「without trace
of accent」)英語を話す。但し、 メトロ担当の記者については能力を信用していない(natura l
distrust)。
「He was in the uncomfortable position to have to trust Bernstein and Woodward
more than he had ever trusted any reporters.」
(なんだ2人とも意外と信用ないのか。みんな優秀だろうから)
「.....in the uncomfortable position ….」信頼せざるを得ないという、 微妙な立場に
あったということですね。英語では、 否定的な形容詞を平叙文に使うのが多いので、 さっと
読むと誤解する場合があります(「he has unsuccessfully tried)とか」
但し、
「Aware that the story was out of his hands, he tried to exercise what control he
could…..」
要するに、記者の机のまわりをうろつき、 電話が終わったら説明を求めるとか、 うざい上司
として振る舞ったわけですね。
として振る舞ったわけですね。
「He was reassured by Bernstein’s conversation with the FBI agent....」
でゴーサインを出します。
それでも、記事の内容はindictmentを上回るものであり 、「The Post is making its own
charges against the campaign officials but also concerning the thoroughness
of FBI and grand jury investigations……」
( 再生委員会の幹部達に対して独自の批判を行っているだけでなく、 FBI等の捜査が不完全で
あると言っていることにもなります。)
「Bernstein asked CRP for its ritual comment」ですが、否定されるのは当然と思われる
ので、 予定稿の中に「Insert Denial」と入れるのが笑えますね。
再生委員会の2人の幹部については、「models of probity in their efforts to reelect
the president」( 大統領再選に誠実に取り組んでいる模範的な存在)と評します。
Bernsteinは、そのうちの1人については「health y fear」(根拠のある恐れ)を抱いています。
なぜなら、 この男は、Bernsteinがラジカル、左翼、その他のcro oksをカバーしていた時に
Head of International Security Division of Department of Justiceだったから。
しばらくして、CRPの広報から、「The sources of the Washington Post are a fountain of misinformation.」 「It is the whole statement」(以上!終わり!)というコメントあり。
WoodwardとBernsteinとしては、 ポストの記事は、事件の起訴内容と大幅な違いがあるので
「con siderable attention」を受けるものと期待したが、 翌日の他のメディアは否定的。
LA Timesは「it is the biggest lot of crap I have ever heard」という関係者のコメントを
引用するし、housec leaning action自体の存在を否定する記事も出る。
Attorney Generalは、テレビのインタビューで、 書類廃棄などの行為については承知して
いないし、 そうする理由が見当たらないとコメント。
おやおや、 ちょっと予想外の反応ということで4章が終わります。